HAUS TIMES/12月号

失敗しない家づくりの工夫がつまった
アイディア集

今月のテーマ

今月のテーマ

いよいよ2024年も残すところあとわずか。毎年恒例の大掃除シーズンもやってきますね!
そこで手間がかかると思われがちな無垢材のフローリングのお手入れ方法をご紹介します。ご自宅で無垢材を使われている方はぜひ年末の大掃除のご参考に。これから建築予定の方で「無垢材を使いたい!」と考えられている方も知っておくと便利なお役立ち情報です。

メンテナンス法のご紹介の前に、無垢フローリングの豆知識をご紹介します。
無垢材には合板にはない特徴やメリット、デメリットがあるので、その特徴をおさえておきましょう。

無垢フローリングは水を吸いやすい性質があるため、毎日のお掃除では乾拭きがおすすめ。
ウェットなクイックルワイパーの使用も極力、控えた方が安心です。

モップの種類によっては、ホコリをキャッチしやすいよう、油分を含む薬剤が染み込ませている場合も。
これをずっと無垢床の上に置きっぱなりすると、油シミがついてしまうことがあります。

湿気の多い日は床板が湿気を吸い込むため、板同士の隙間がなくなって掃除が大変になってしまうことがあります。逆に、湿度の低い日や乾燥しやすい冬場などは、無垢床の板が乾燥で収縮して板と板の間の隙間が広がりがちなので、梅雨時期やジメジメしているときよりも冬場や乾燥しているときの方がおすすめです。

大量の水を吸収すると水ジミの原因に。更に水濡れに気づかずそのままの状態が続くと、カビが生えて黒くなってしまいます。水や飲み物をこぼしたときは、すぐに拭き取るようにしましょう。

無垢フローリングの大掃除と言っても、いつものお掃除にプラスしてオイルを​塗るだけでOK。
無垢材は年に1~2回、オイルを塗ってあげることで、水ジミや油ジミを防げて木目の美しさや色合いがよみがえりますので、ぜひ大掃除の際にトライしてみてください。

無垢フローリングの大掃除と言っても、いつものお掃除にプラスしてオイルを​塗るだけでOK。
無垢材は年に1~2回、オイルを塗ってあげることで、水ジミや油ジミを防げて木目の美しさや色合いがよみがえりますので、ぜひ大掃除の際にトライしてみてください。

無垢フローリングの大掃除と言っても、いつものお掃除にプラスしてオイルを​塗るだけでOK。
無垢材は年に1~2回、オイルを塗ってあげることで、水ジミや油ジミを防げて木目の美しさや色合いがよみがえりますので、ぜひ大掃除の際にトライしてみてください。


1. 乾いた雑巾で乾拭き
POINT

★フローリングの木目に沿って拭くと、汚れが落ちやすいです​
★落ちにくい汚れは固く絞った雑巾で水拭きを

2. オイルを塗ってピカピカに
POINT

★厚く塗りすぎるとベタベタするので、薄め薄めに塗っていきましょう​
★オイル塗布後、乾いたら乾拭きすると色ムラ防止に​

やわらかい無垢材は凹みや傷がつきやすいものも。凹みを発見したら、そこに​濡れタオルや濡れハンカチ等を置いて、上からアイロンを当ててみましょう。​凹みの状態によっては元通りになる場合があります。その後、しっかりと乾燥​させて再塗装すると◎​
※一般的な針葉樹に限ります

POINT

★フローリングの木目に沿って拭くと、汚れが落ちやすいです​
★落ちにくい汚れは固く絞った雑巾で水拭きを

POINT

★厚く塗りすぎるとベタベタするので、薄め薄めに塗っていきましょう​
★オイル塗布後、乾いたら乾拭きすると色ムラ防止に

やわらかい無垢材は凹みや傷がつきやすいものも。凹みを発見したら、そこに​濡れタオルや濡れハンカチ等を置いて、上からアイロンを当ててみましょう。​凹みの状態によっては元通りになる場合があります。その後、しっかりと乾燥​させて再塗装すると◎​
※一般的な針葉樹に限ります

無垢フローリングのメンテナンスに使用するオイルは、無垢材内部に染み込ませる自然塗装と表面をコーティングするウレタン塗装の2つに分けられます。​
これから建築される方に向けて、それぞれのオイル塗装の特徴をちょっとだけ​ご紹介します!

無垢フローリングのメンテナンスに使用するオイルは、無垢材内部に染み込ませる自然塗装と表面をコーティングするウレタン塗装の2つに分けられます。​
これから建築される方に向けて、それぞれのオイル塗装の特徴をちょっとだけ​ご紹介します!

自然塗装の場合

無垢材の肌触りが楽しめる自然塗装。オイルを染み込ませると、木目や色味が際立つのが特徴です。年に1度オイルでメンテナンスしてあげると、艶が出て経年変化を楽しめます。

①木の質感をそのまま生かせる
②傷が目立ちにくく、凹み等の補修がしやすい
③油膜を作らないので、傷や汚れが付きやすい
④オイルの種類や使用状況によるが、定期的に塗り直しが必要

①木の質感をそのまま生かせる
②傷が目立ちにくく、凹み等の補修がしやすい
③油膜を作らないので、傷や汚れが付きやすい
④オイルの種類や使用状況によるが、定期的に塗り直しが必要

ウレタン塗装の場合

ウレタン塗装を施した無垢フローリングは無垢材でありながら、比較的水が染み込みづらく、汚れも落としやすいのが魅力です。

①光沢が良い
②耐水性に優れているので、汚れが付きにくい
③硬く耐摩耗性があるので塗り替えの頻度がない
④表面に傷が付くと目立ちやすい
⑤コーティグされるので表面の質感が変わる

①光沢が良い
②耐水性に優れているので、汚れが付きにくい
③硬く耐摩耗性があるので塗り替えの頻度がない
④表面に傷が付くと目立ちやすい
⑤コーティグされるので表面の質感が変わる

無塗装の場合

木材に塗装を施していない無塗装のフローリングは、部屋の湿気を吸い取り、乾燥したら湿気を吐き出す、調湿効果に優れています。その反面、乾燥しすぎて反り返ったり、汚れが染み込みやすいのがデメリットです。

①木の色・質感をそのまま生かせる
②傷が目立ちにくく、凹み等の補修がしやすい
③調湿効果が一番期待できる
④汚れが染み込みやすい
⑤季節によって毛羽立ちやささくれが出る事がある

①木の色・質感をそのまま生かせる
②傷が目立ちにくく、凹み等の補修がしやすい
③調湿効果が一番期待できる
④汚れが染み込みやすい
⑤季節によって毛羽立ちやささくれが出る事がある

塗装に使用した雑巾やタオルは必ず廃棄!

塗装に使用したタオルを放置しておくと自然発火するおそれがありますので、使用後はバケツに浸して密閉した後、可燃物として処理してください​。
塗料についている表記を必ずご確認ください。

塗装に使用した雑巾や
タオルは必ず廃棄!

塗装に使用したタオルを放置しておくと自然発火するおそれがありますので、使用後はバケツに浸して密閉した後、可燃物として処理してください​。
塗料についている表記を必ずご確認ください。

実はあまり手がかからない無垢フローリングですが、年に1~2度はこうしたメンテナンスをしてあげることで美しさがよみがえり、家に対する愛着も増してきます。この年末の大掃除を利用して、ぜひ無垢フローリングをメンテナンスしてみてください!それでは皆様、良いお年を!

上記でご紹介したメンテナンスは一般的な方法です。実際に無垢フローリングにお住まいの方は建築された工務店へご相談ください。


時短を叶える
収納&動線づくりのアイディア【動線編】

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