HAUS TIMES/9月号

失敗しない家づくりの工夫がつまった
アイディア集

今月のテーマ

今月のテーマ

猛暑日が連日続き、夜間でもエアコンが手放せなくなった日本の夏。
記録的な猛暑の予報と電気料金の値上がりが重なり、改めて高断熱・高気密の家が注目されています。そこで、ザハウスで標準仕様として採用している「1台のエアコンでも涼しく、かつ省エネを叶えた家づくり」に必要な仕様をご紹介します。
これからの家づくりは、ますます涼しさ&快適性と光熱費のバランスは重要なポイントです!
ぜひこれからの家づくりの参考にしてください!

⚫︎セルロースファイバーとは

⚫︎セルロースファイバーとは

セルロースファイバーとは新聞紙・段ボール・木材チップなどの原料でつくられた木質系断熱材といわれる自然素材の断熱材。この木質繊維を裁断し、ふわふわの綿状にして空気を中に蓄えるようになっています。

セルロースファイバーの特徴

①圧倒的な断熱性能で、夏涼しく冬暖かい家を実現
②優れた防火性能で万が一の家事から家族と家を守る
③湿気を吸ったり吐いたりする調湿性能で結露を防止
④隣家はもちろん室内間での騒音を防ぐ防音性能
⑤安全性の高いホウ酸配合だから防虫・防カビも

セルロースファイバーの特徴

①圧倒的な断熱性能で、夏涼しく冬暖かい家を実現
②優れた防火性能で万が一の家事から家族と家を守る
③湿気を吸ったり吐いたりする調湿性能で結露を防止
④隣家はもちろん室内間での騒音を防ぐ防音性能
⑤安全性の高いホウ酸配合だから防虫・防カビも

⚫︎天井の断熱

⚫︎天井の断熱

ウォールスプレー®工法

天井は直射日光を受けやすい場所。特に真夏の太陽は光の入射角が高いため、より天井に熱が伝わりやすい状態に。そのため、天井は30cmの厚み(自重沈下を考慮して、実際には35cmで施工)でセルロースファイバー断熱材を充填。天井の熱が降りてきて室温が上昇するのを防ぎます。

⚫︎壁の断熱

⚫︎壁の断熱

壁に隙間なく充填するために柱の太さに合わせて10.5cmの厚みで施工します。配管や配線まわりなど、小さな隙間もつくらないようにスプレーで吹き付けていくウォールスプレー®工法を採用しています。

家の中で熱の出入りが大きい窓。
そのため、窓を構成するサッシとガラスに断熱性能を高いものを採用することで、夏涼しく冬暖かい快適な室内環境をつくります。

⚫︎Low-Eペアガラス

⚫︎Low-Eペアガラス

ガラスの表面にLow-E膜といわれる特殊な金属膜(酸化錫や銀)をコーティングしたガラスのことで、複層ガラスへ主に用いられています。ガラスにコーティングされたLow-E膜が太陽の熱や部屋を暖房で暖めた熱を吸収・反射します。その効果として、夏の暑さを和らげ、冬の暖房効率を高める等、室内の快適性を高めることに一役買っています。また、Low-Eペアガラスは、より夏場の遮熱性を重視した「遮熱タイプ(日射遮蔽型)」と冬場の断熱性を重視した「断熱タイプ(日射取得型)」があり、ザハウスでは、家の方角に応じて使い分け、夏でも冬でも快適な室内環境に近づけます。

⚫︎樹脂サッシ

⚫︎樹脂サッシ

樹脂サッシは熱を伝えにくく、その伝わりにくさはアルミサッシのわずか1/1000程度。性能値は約2.6倍の断熱性能を誇ります。そのため、室内温度の快適性や光熱費の削減が期待できます。

冷暖房で快適に保たれた室温を再利用(熱交換)しながら空気の入れ替えが可能です。
冷房で冷やした冷気を排気から取り戻し、湿度を取り除いて給気されるため、ジメジメした不快な空気も軽減。どの部屋でも均一な室温と快適さが広がります。

⚫︎熱交換のロスを減らして省エネ効果UP!

⚫︎熱交換のロスを減らし
 省エネ効果UP!

空気の入口である給気口と出口となる排気口の双方に機械換気をつけて計画的に効率よく換気。その熱交換器を介すことで室内の快適な温度と湿度を残したまま新しい空気を取り入れるため、冷暖房費の削減につながります。同時に、床下に隙間ができにくい基礎断熱を採用。空気が逃げにくくなって、熱交換時のロスが減り、より高い省エネ効果が期待できます。

⚫︎アレルゲン物質を排気する床面排気

⚫︎アレルゲン物質を排気する床面排気

アレルギー症状を引き起こすカビやダニの死骸やフンは、床面30cm以下に多く漂うため、排気口を床面に設置。床に溜まった有害物質を巻き上げずに除去できます。

床上30cmが生活ゾーンとなる赤ちゃんやハイハイ期の乳幼児でも安心

家の基礎部分も室内空間の一部と考えて基礎に断熱材を施工し、室内と同様に温度調節や換気を行う「基礎断熱」工法を採用しています。この工法は基礎を密閉するため、家全体の断熱性と気密性が高まります。​夏に涼しいのはもちろん、冬場も床下からのひんやりとした空気をシャットアウトできるため、一年中快適に生活できます。​

天然の丸太から切り出したままの無垢材には、木の表面から過剰な湿気を吸い取り、乾燥しているときは水分を放出して空気中の湿度を調節する調湿機能が備わっています。そのため、夏の湿気を抑えて冬の乾やわらげる効果に優れ、快適な住まいで生活できます。また、熱伝導率が非常に低いため、梅雨や夏など湿度が高い時期でも足裏に床がペタペタと張り付くような不快な感覚がありません。思わず裸足で歩きたくなるような心地よさを得られます。

無垢材の杉を使った床

→自分好みに設計・製作できる
造作家具人気BEST3

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