ついに2018年が始まりました!
寒さも本番を迎え、「家でゆっくりしたいなー」と年末年始は家に籠りっきりだったという人も少なくないのではないでしょうか!
でも意外と日本の家って欧米諸国に比べて、とーっても寒いんです。
ということで、新年一発目のブログでは日本の家がいかに寒いか、その寒さが及ぼす恐ろしい話、その悪影響から身を守る方法をご紹介しようと思います♪
日本の家は欧米諸国にくらべて極端に遅れている!
話は戻りますが、日本の家って本当に寒いんです。
その理由は、諸外国では過度な寒さは基本的人権の侵害にあたるという認識があるため、最低室温18~23℃という規制がありますが(イギリスでは18℃以下の賃貸住宅には解体命令が出るそう・・・)、日本では「室温」に関する基準がほとんどないのです。
(寒さに関する法規制がないのは、先進国では日本ぐらいだとも・・・)。
また、イギリスでは「家の寒さと死亡率の関係」を数十年にわたり地道に調査し、その結果を分析して「住宅の健康・安全性評価システム」として公表。最新版によると健康を守る最低室温は18℃以上で、高齢者には21℃が推奨されているそうです。
厳しい室温基準が設けられているイギリスの住宅
「寒さ」や「室温」に関する法規制が遅れている日本の住宅
こんなにある!寒い家による健康被害・・・
では、なぜ海外では住宅の「室温」に規制を設けているのか??
それは住む人の健康に影響を与えるから!!なんです。
例えば、12℃未満の家では頻尿リスクが5倍になり、脳の若さにも影響が出ることが報告されています。
<寒い家が健康に及ぼす影響>
〇12℃未満では頻尿リスクが5倍に上昇
〇18℃以下では循環器疾患にかかりやすい
〇18℃未満では高血圧発病率が6~7倍
(↑加齢や肥満、喫煙、塩分摂取による発病率と比較しても家が寒い場合の方が発症率が高いことが分かっています)
〇16℃以下では感染症などの発症率が高まる、転倒やケガのリスクが高まる
〇室内の床上平均温度が16℃に住む人は、13℃に住む人とくらべて脳の神経線維が6歳若い
などなど。ちなみに、イギリスでは寒い家に住んでいる人は病気の発症リスクが高まるため保険料の掛け率が上がりやすいそうです!
さらに、なんと寒い家に住んでいると、死亡リスクも上がることが証明されているんです!日本での冬の死亡増加率を調べたところ、寒冷な北海道では10%程度であるのに対し、比較的温暖な栃木県では25%。この差は、寒い県ほど家を温かくする対策がとられ、室温が保たれていることが影響していると考えられています。
寒い家による病気リスクから体を守る方法はコレだ!
そんな寒い家に住む私たちが体を守る最も良い方法は、ズバリ「住宅の断熱性能」を上げること。断熱とは「熱を断つこと」で、冬は外へ逃げていく熱を、夏は内側へ入ってくる熱を断ちます。
日本の住宅では、壁の中の柱と柱の間に断熱材を詰めるケースが多いのですが、詰める断熱材の質と厚みにより、断熱のレベルが変わります。熱を通しにくい素材の断熱材の厚みがあるほど保温性が高くなるんです。ほぼ無断熱の家から、そこそこ断熱された家に引っ越しただけで、気管支ぜんそくやのどの痛み、手足の冷え、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの症状が改善したという調査結果も出ています。
断熱ってとっても大事だということを、この機会に覚えておくことをおすすめします!そして、これから家を建てる方はぜひ、ハウスメーカーや工務店に「『UA値』はいくつですか?」と尋ねてみてください。
この『UA値』というのは、住宅の断熱性能を表す指標で、数値が小さいほど性能が高い=保温性があるのです。そこで数値を応えられない業者は避けた方が良いかもしれません!
※2020年からは新築住宅でUA値0.87以下が義務化されます
「家が寒い!」と感じたら、THE HAUSへご相談ください
THE HAUSでは、アメリカの厳しい審査で最高の断熱材と認められた「セルロース断熱材」を採用すると同時に、柱と柱の隙間にも断熱材を吹き付ける「ウォール・スプレー工法®」を実践しています。
他に、国内最高クラスの断熱性能を持つ樹脂窓や全熱交換型24時間換気システムの採用で、気密性の高い家づくりを行っています。
◎断熱性と気密性にこだわった、THE HAUSの「冬暖かく、夏涼しい家」