“家の真ん中フリースペース”の平屋

HOUSE DATA

所在地
北九州市
構造
平屋
延床面積
105.58㎡(31.94坪)
気密性能
0.43

STORY

L字型の室内をプライベートとパブリックの空間に分けて、その真ん中に2つのフリースペースを設けました。家族団らんの場としてはもちろん、書斎としても来客用としても使える便利なこの空間は、喧騒を感じる街なかで、ゆとりを落ち着きをもたらす存在です。

アシンメトリーにデザインした招き屋根

切妻屋根の片面を短くした屋根の形状で、片流れ屋根と切妻屋根の中間のような招き屋根。左右非対称であるアシンメトリーの形が特徴で、和の落ち着いた雰囲気とモダンでスタイリッシュな印象を兼ね備えています。

美しさが長持ちする塗り壁

汚れの付着を抑制する力と防カビ性、耐候性に優れた塗り壁材を採用。メンテナンスにかかる手間やコストを最小限に抑えられます。塗り壁独特の質感も魅力です。

重厚感のある和モダンデザインを表現した庇

ファサードには庇をつけて、落ち着きと重厚感を感じる和モダンデザインを表現しました。外壁への直射日光を防いだり、雨の日の出入りがしやすいというメリットも!

家の真ん中にある2つのフリースペース

① タタミルーム
来客対応したり、洗濯物をたたんだり。さまざまな使い方ができるスペース。そのままデッキを通って中庭につながる配置のため、お子様が外遊びしている姿を室内から見守れます。

② カウンターのある書斎風ルーム
LDKの一角に設けたカウンターをつけた書斎風の空間。お子様が自立して不要になったらリビング収納としても使えます。

花粉や汚れを室内に持ち込ませない“ただいま動線”

玄関入ると、アウターをかけたり、衣類に付着した花粉を取り払える広さを確保したシューズクローク。そのまままっすぐ進むと、手洗いができる洗面室へとつながります。家族が集うLDKに花粉や汚れを持ち込まないための工夫です。

ヌックとしても使えるテレビボード

将来的にテレビを置かないというご家族のご意向に沿って、ヌックとしても使えるように造作しました。通常のテレビボードよりも奥行きを持たせることで、座ってくつろげます。

和モダンの意匠を演出した木の窓枠

窓にはすべて木枠を施工。全体的にシンプルなコーディネートなので、温かみのある木の風合いがアクセントとして活躍します。

緩やかに空間を分けるアーチ垂れ壁とトンネル

玄関から室内につながる入口と廊下はアーチの垂れ壁とトンネルにして、緩やかに空間を分離しました。やわらかい雰囲気を醸し出す曲線が、帰宅した家族やお客様をやさしく迎えます。

美しい珪藻土の塗り壁

ザラザラとした質感の珪藻土の壁は、日の当たり方で陰の陰影が生まれ、美しい表情が楽しめます。本物の自然素材なので上質感を感じる仕上がりも魅力。調湿や消臭効果も期待できます。