地面と水平に広がる屋根。そして、そこから続く深い軒は太陽の光や風雨から人と家を守り、心地よい環境を与えてくれます。
雨の日も窓を開けて深呼吸。そんな暮らしが可能です。
堂々とした佇まいが存在感を放ちながら四季折々の景色にもなじみ、きっと家に帰ることが楽しみになる、そんな毎日をつくりだします。
ディテールにこだわった素材と外観デザイン
意匠性と機能性を備えた深い軒
深い軒は雨の跳ね返りで起こりがちな外壁の汚れを防ぎます。
同時に、雨樋をつける必要がなくなるため、美観を損なう心配なし!さらに、夏の日差しはシャットアウトし、冬の暖かい日差しは室内に採り込むパッシブな機能性も持ち合わせています。
光の陰影を生み出す外壁
外壁には上塗り材に骨材を混ぜてスプレーガンを使って吹き付けるリシン吹き付けを採用しました。
独特の凹凸により光の陰影が生まれて情緒のあるデザインを演出します。
美しい水平ラインの屋根
深い軒とゆるい屋根勾配で美しい水平ラインを強調した外観に。
窓と外壁のサイディングは縦のラインで統一することで、スッキリとした見た目になります。
雨の情緒を楽しめる軒先
軒先に樋がないため雨が降るとしずくが落ち続けます。
滴っていく雨のしずくを窓越しに見る眺めは、情緒を感じさせてくれます。
LDKに変化をつける折り上げ天井&間接照明
2400mmの天井高に300mmの高低差をつけた折り上げ天井がLDKに変化をつけて、さまざまな表情と拡がりを感じられる空間にしました。
また、その段差を活用して間接照明を設置。
やさしい光が室内に行き届くように設計して、家族団らんの時間を彩ります。
家族を全方位から見守る間取り
家の中心にLDKを置くことで家事をしながら別室の家族とコミュニケーションが可能に。家族同士のつながりを応援します。
天井とつながる軒天
室内の天井板とデッキの軒天を1枚でつなげました。空間に拡がりと奥行き感を感じられるように施した工夫です。
第2のリビングとして使えるデッキ
ウッドデッキにかかった深い軒と左右を囲んだ壁で、天候や周囲の視線を気にせずに室内のリビングと同じように使えます。
プライバシーを守りたい場所には縦スリットの窓
来客用の個室や寝室など、プライバシーを守りたい場所には防犯性に優れた縦スリットの窓を採用。外部からの侵入を防ぎながら、自然の光や風はしっかり採り込みます。