STORY
ストーリー

子ども専用の場所をつくることで「散らかしても良い」空間として割り切れるため、片付けに追われたり、おもちゃや絵本が散乱していてもイライラすることのないストレスフリーな暮らしを実現します。その他、ムダな動きをなくす水まわり動線や豊富な収納など、子育てを助けるポイントを詰め込みました。

ディテールにこだわった外観デザイン

塗り壁とラップサイディングを組み合わせた外壁

フレクシィという塗り壁材とラップサイディングを組み合わせて立体感UP。表情と個性のある印象を持たせました。
●フレクシィ・・・汚れの付着を抑制する力と防カビ・耐候性に優れた外壁材。特殊樹脂配合によりクラック防止も期待できます。
●ラップサイディング・・・平らで細長い板状の壁材を一枚ずつ重ね貼りする外壁材。重ねて貼ることで段差ができ、立体感や重厚感を感じられる外観に。

北欧の家をオマージュしたアースカラー

北欧デザインで多用される、彩度を落としたいわゆる“くすみカラー”を外壁に採用。鮮やかすぎず、地味すぎない、優雅で深みのある印象を与えます。

動きを出す棟違いの屋根

棟の高さが異なるため、2つの建物が連なっているように見える「棟違い」の屋根。建物に動きやボリュームが感じられ、、存在感のある佇まいに仕上がります。

散らかしOKの子ども専用スペース

LDKから見える畳スペースと2階のフリースペースを“子どもスペース”に。この場所だけは「散らかっていても良し！」とすることで、気持ちにゆとりが生まれます。
●畳スペース・・・赤ちゃんのオムツ替えやお昼寝スペースとして活躍。お子様が大きくなったら、造作したデスクを使って宿題スペースとしても使えます。
●2階フリースペース・・・家族共有で使い方自由自在の空間。おもちゃや絵本置き場など、収納スペースとしても◎。家族が増えたら間仕切りして個室にできるように可変性を持たせました。

ムダな動きをなくす動線①

●便利な2WAY動線
玄関からLDKにつながる動線とパントリーを通ってキッチンへつながる2つの動線をつくることで移動の効率がUPします。
●家事時短につながる洗濯動線
洗濯→乾燥→洗濯干し→収納までを一か所で完結できる動線を確保しました。

デスク付きの小上がり畳スペース

デスクを造作した畳スペースは、子どもの宿題スペースとや来客用など、多目的に使える便利な空間。家事をしながら畳スペースで遊ぶ子どもの様子を見守れるのもポイントです。

適モノ適所に配置した収納

仕事と育児を両立させてきた女性建築家ならではの視点で、必要な収納を揃えました。モノを適切な位置に配置することで、ちょっとした手間やストレスをなくします。

自分の時間も大切にする趣味部屋

ご主人様の趣味である釣り専用のスペースを施工。ルアーをかけるための有孔ボードを貼ったり、釣具のメンテナンスができるようにデスクを設置した、とっておきの空間です。

北欧デザインにぴったりのキッチン＆カップボード

“くすみカラー”がかわいい、ホワイト框組の扉に真鍮の把手を組み合わせたキッチン。より北欧らしい空間を演出します。

階段と一体化させた造作テレビボード

階段の踏み板と一体化させて造作したテレビボード。木の美しい風合いが周囲のコーディネートとなじんで、上質な空間をつくり出します。

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