子育て世代が家づくりを考えるとき、「今の暮らし」に目が向きがちです。子どもが小さいから広いリビングがほしい、収納はとにかくたくさん…そんな希望が先に立つのは自然なこと。
でも、家は10年、20年と住み続ける場所。だからこそ、“未来の暮らし”まで見据えた間取りの工夫が欠かせません。
この記事では、子育て世代が見落としがちな3つポイントをテーマに北九州市小倉・行橋市・中津市で新築・注文住宅・リノベをおこなうTHEHAUS(ザハウス)が後悔しない家づくりのヒントをお届けします。
子どもの成長に寄り添う「可変性のある子ども部屋」
子どもが小さいうちは、広いスペースでのびのび遊べる環境が理想的ですよね。でも、数年後には「自分だけの空間」が必要になる時期がやってきます。
だからこそ、成長に合わせて使い方を変えられる“可変性のある子ども部屋”があると、将来的にも快適に暮らすことができます
リビングのフリースペースを「将来の個室」に

▲リビングと一体になっているこのスペースは将来的に仕切りを使って個室にすることも可能。
最近の間取りでは、リビングの一角にフリースペースを設けるケースが増えています。このスペースは、子どもが小さいうちはキッチンからも目が届くので、遊び場やお絵かき・宿題コーナーとして使うのにぴったり。
将来は壁や建具で仕切って、個室として使えるようにしておくととても便利です!
子どもが成長して「自分の部屋がほしい」となったときに、リビングの一角を仕切って個室にできれば、無理なく部屋数を増やすことができます。
使い方が変わっても対応できる「余白のある設計」
子ども部屋は、年齢やライフスタイルによって使い方が大きく変わる場所。
だからこそ、「最初から用途を決めすぎない」余白のある設計がポイントです。
壁で完全に仕切るのではなく、
・引き戸やアコーディオンカーテンで、ワンルームを2室に分ける
・ファミリークロークで収納は共有しつつ部屋を分割
など、家具や可動式のパーテーションで空間を分けることで、家族の変化に合わせて柔軟に対応できる部屋になります。
成長とともに使い方も変化
子ども部屋は、遊び場から学習スペース、そして衣類や趣味の道具をしまう場所へと、使い方がどんどん変化していく可能性があります。
だからこそ、収納の位置やコンセントの場所を、あらかじめ考えておくことがとても大切です。
たとえば、将来ベッドや机を置く場所を想定して、コンセントを複数つけておくと、模様替えやレイアウト変更がスムーズになります。
「ここにコンセントがあればよかった…」と後から困らないように、少し先の暮らしをイメージしておくと安心です。
回遊動線は計画的な設計を
最近、SNSなどでもよく見かける「回遊動線」。
THEHAUSでも、お客さまからご相談いただくことが多い人気の間取りです。
ただ、どんなご家庭にもぴったりというわけではありません。
実際の暮らし方に合っていないと、かえって使いづらくなってしまうこともあります。
通路幅の確保が必要

回遊動線を設けるには、人がすれ違えるだけの通路幅が必要です。
特にキッチンや洗面室など、複数人が同時に使う可能性がある場所では、90cm〜120cm程度の幅が理想とされています。
狭すぎると、すれ違いづらく家事の流れが滞る原因になり、逆に広すぎると、部屋や収納スペースが圧迫されてしまい、空間効率が悪くなることもあります。
また、ベビーカーや掃除機などの大型アイテムを通すことも想定して将来的な使い方まで見据えた通路設計が重要です。
逆に収納が減ることも
回遊動線をつくるには、複数の出入り口が必要。
その結果、壁面が減り、造作収納や家具を置けるスペースが逆に少なくなることもあります。
たとえば、ファミリークローゼットに2方向の出入り口を設けると壁が少なくなり、ハンガーパイプや棚の設置が難しくなるケースも。
動線と収納のバランスを取ることが、快適な暮らしの鍵になります。
動線のつなぎ方に注意

家づくりでは「回遊動線」が便利そうに見えることもありますが、実際の暮らしではあまり使われない動線になってしまうこともあります。
たとえば、キッチンと洗面所を回遊動線でつないでも「料理中に洗濯物を取り込みに行くことって、意外とないかも…」というご家族も多いのです。
そこでおすすめなのが、朝・夕方・夜など、時間帯ごとの家事の流れをイメージして動線を考えること。
実際の生活リズムに合わせて、必要な場所だけを効率よくつなぐことで、ムダのない快適な間取りになります。
また、小さなお子様がいるご家族では、リビングを中心にした“見守りやすい動線”がとてもおすすめ。

キッチンやダイニングから、遊んでいるお子さんの様子が自然に目に入るような位置関係にしておくと、安心して家事ができますよ!
そして、動線は必要な範囲だけに絞ることで、安全性と家事のしやすさの両方を叶えることができます。
収納は「大きさ」よりも「使いやすさ」
子育て世代の家づくりで、意外と後悔しがちなのが収納の計画です。「収納はたくさんあれば安心」と思いがちですが、実は誰が・いつ・どう使うかを考えてつくることが、失敗しない収納づくりのコツです。
「とりあえず大きな収納」はNG!
家の空いているスペースにとりあえず収納をつくったり、「なんでも入るように」と大きな収納を設けたり…。
そんな失敗談、実はとても多いのです。
たとえば、
・奥行きが深すぎて、奥にしまったモノが取り出しづらい
・通路が狭くて奥のものを引っ張り出せない
など、「使いづらい収納」が物置状態になってしまうケースも。
高さや量など必要な収納量をきちんと検討して設計することで、無駄がない効率的な家づくりができます
どこで何を使うかも考えてみよう
子育て中は、モノがどんどん増えていきます。おもちゃ、絵本、着替え、学校用品、部活動の道具…と、収納したいものの種類も場所もバラバラ。
だからこそ、「どこで何を使うか」を考えて収納をつくることが大切です。
・玄関近くにカバンやコートをしまえるスペース
・リビングに掃除機やお掃除ロボットの収納場所
など、暮らしの動線に合わせた収納設計ができると、家族みんなが自然に片づけられて、日々のストレスも減っていきます。

収納スペースの「高さ」にも注目!
収納は「量」だけでなく、「使いやすさ」がとても大切。
特に子どもが自分で片づけたり、必要なモノを取り出したりできるようにするには、高さの設定が重要です。
未就学児(3〜6歳)
→ 棚の高さは60〜80cmくらいが目安。おもちゃや絵本は、床から手が届く範囲に。
小学生(7〜12歳)
→ 100〜120cmくらいが使いやすい高さ。ランドセルや教科書、習い事の道具などを収納するのにぴったり。
中高生以降
→ 大人と同じ高さでも問題ありませんが、収納するモノの種類(制服、部活動の道具など)に合わせて調整できるとベスト。
成長に合わせて高さを変えられる可動棚を使えば、自主性や片づけの習慣も自然と育まれます。

未来を見据えた家づくりを
家づくりは、今の暮らしだけでなく、未来の家族の姿を描くことでもあります。
子育て世代が見落としがちな3つの視点を取り入れることで、10年後も20年後も「この家でよかった」と思える家づくりが実現できます。
北九州市小倉・行橋市・中津市で新築・注文住宅・リノベをおこなうTHEHAUS(ザハウス)は、そんな「明日がもっと楽しくなる家づくり」を、あなたと一緒に考えます。まずはお気軽に、ご相談ください。
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