【暮らしを楽しむ家づくり豆知識03】極上のリラックスタイムを堪能できる浴室を作ろう♪

多くの人にとってお風呂は心地よくリラックスできる場所。
一方で、お子様や高齢者の事故が起こりやすい場所でもあります。
また、黒カビや水垢を防ぐため掃除に手を焼くことも。

 

しかし、仕様や設備を賢く選べば、お掃除ラクラク♪&家族みんなが安心してリラックスできる浴室に。

 

そんなワンポイントをご紹介します。

 

●ヒートショック防止には脱衣室だけでなく廊下も暖かく!

 

年間1万7千人の方がヒートショックで命を落としているとされています。
その数は交通事故数の約4倍にものぼります。

 

そんなヒートショックから家族を守るには脱衣室だけでなくリビングなどから浴室へ続く廊下も暖かくすると安心!

 

高性能な断熱材を使用したり、浴室を含めたすべての部屋の室温を均一にする全館空調システムの採用などで家全体を暖かくすることが可能です。

 

●浴槽は浅く、広めのタイプがオススメ

 

湯の量が多く、深い浴槽ほど水圧が増すのでむくみ解消などには良いですが、心臓や肺に疾患を持つ人には負担がかかり、思わぬ事故につながる可能性が。

 

さらに、ちょっと目を離した隙に小さなお子様は溺れてしまうリスクもあります。

 

長く安心して使うためには浅くて広めの浴槽がオススメ♪
万が一のことを考えて手摺や緊急時呼び出しシステムなどを設置しておくとより安心できます。

 

●開閉できる窓を設置すれば露天風呂と同じ効果

 

露天風呂が持つ「選択的脳冷却」という効果。
これはカラダは温まり頭は冷やされるもので、カラダに良いとされている頭寒足熱の状態になります。

 

浴室に開閉できる窓を設置することでこれと同じ効果が期待できるという訳なのです!

 

ただし、最初から浴室が冷えるとヒートショックを引き起こす可能性があるため湯船に入ってカラダがしっかり温まってから窓を開けるようにしましょう。

 

●浴室には色温度の低い照明を

 

浴室の照明は黄色みがかった色温度が低く、暗めの照明(2000K~3000K)を採用すればリラックス効果がさらに高まります。

 

●浴室のタイルは清掃性を考えて選ぼう

 

タイル張りは目地が汚れやすいため、清掃面から見るとあまりオススメではありません。どうしてもタイルをお好みの場合は黒などの水垢が目立つ色は避けてましょう。

 

床も、汚れや水垢が目立たない白や明るい仕上げをオススメします。

 

タイル以外に、陶磁器やコンクリート製の素材もカビやコケ類による汚れ、黒ずみが発生しやすいため注意が必要です。

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