ザハウスの家づくり〜家づくりの流れvol.6〜工事から完成まで

北九州・行橋市・中津市でハウスメーカーをお探しならTHE HAUS。

「自然素材の健康住宅」をコンセプトに新築・注文住宅を提供しているTHE HAUSです。

 

定期的にお届けしている家づくりのHow Toが分かる「家づくり入門編」。前回は、上棟までの流れをご紹介しました。今回は、家づくりの最終工程となる外壁や内装の工事からお引き渡しまでの過程についてご紹介します。

 

中間検査

工事途中の決められた工程終了後、確認申請時に提出した計画図通りに施工され、安全性が基準を満たしているかをチェックする中間検査を受けます。建物が完成してしまうと見えなくなってしまう部分の検査となります。

 

 

家の印象を決める外観工事

外観は、家の印象を決める「顔」となる部分。完成した基礎・構造部分に、外壁や屋根を取り付けていく工事を行います。

 

◎無垢材の耐震パネルを設置

外壁を施工する前に、無垢の木を斜め張りにした耐震パネルを設置します。
地震への備えは、基礎・柱・壁の強さが重要。ザハウスでは、それぞれの強さを構造計算して構造バランスを考えた地震に強い家を設計しています。そのうち、壁面の強さを担うのが無垢の木で作った耐震パネルです。
この耐震パネルは高い通気性・透湿性能を持っていて、室内の湿度を適度にコントロールします。カビやダニの発生を防ぎ、心地よい空間を実現します。

 

◎塗り壁の外壁

家の印象を決める外壁は、熟練した左官さんがコテを使って丁寧に手作業で仕上げる塗り壁が標準仕様。デザインスタイルに合わせて「スイス漆喰」と「Sto」という2種類を使い分けていて、どちらも呼吸性、柔軟性、硬さをあわせ持つ、強くてやさしい外壁材です。独特のテクスチャが美しい、重厚感のある佇まいに仕上げてくれます。

アルプス山脈の石灰岩からできた多孔質のスイス漆喰は、生き物のように呼吸をします。外壁材に使用した場合、夏の暑い日には壁面に受けた熱を放出し、逆に寒い冬には蓄熱することで外気温から室内を守ります。
軒があるデザインスタイルにはこのスイス漆喰を使用。見た目の美しさはもちろん、自浄作用にも優れているためお手入れやメンテナンスもラクにできます♪

Stoは、撥水効果が高いドイツ製の塗り壁で、強度も高いので、雨風の影響をダイレクトに受ける軒がないデザインスタイルで使用します。カラーバリエーションが豊富で、美しい風合いと経年変化を楽しめる上、汚れがつきにくい外壁材のためメンテナンスにかかる手間や費用を抑えます。

 

住環境をつくる内装工事

外壁工事と合わせて、内装工事も進めていきます。断熱材を施工して、造作家具の施工や住宅設備の設置、フローリング、壁や天井のクロスといった住空間をつくりあげていきます。

 

◎セルロース断熱材

本当に健康な住宅とは、季節や朝夜に関係なく、部屋の温度差が少ない住宅。外気温の影響を受けにくく、いつでも快適な住環境に整えるために重要な役割を担っているのが断熱材です。

 

ザハウスで採用しているのは、アメリカの厳しい審査で“最高の断熱材”と認められた「セルロース断熱材」です。この断熱材は、熱しにくく、冷めにくいという性質を持つため、外気の温度に左右されにくいのです。防火性にも優れているため、万が一火事になっても延焼しにくいメリットもあります。

住宅に使われる断熱材にはさまざまな種類がありますが、そのほとんどが化学物質で作られたもの。一方、セルロース断熱材はパルプを原料とする紙製品を再利用してつくられています。家の約7割を占める建材である断熱材にセルロース断熱材を使えば、自然素材に包まれた家に!

 

住環境を左右するのは「断熱性」と「気密性」。同じ室内温度であっても断熱性能によって体感温度にも差が出ます。

断熱とは、壁や床、天井などに断熱材を使って冬は暖かさを逃さないように、夏は暑さが入らないようにすること。ただ、どんなに断熱性能が高い家でも施工する上で隙間が多くあれば、熱を遮断することはできません。

一般的な断熱材は、断熱材と断熱材の間に隙間ができやすく、そこに湿気がたまります。壁の内側に湿気がたまってできる内部結露は建材を腐食させ、家を傷める大きな原因となります。

セルロース断熱材は、風圧をかけながら壁に吹き付けていくので隙間を作りません。また、ホウ酸が添加されているので、防カビ・防虫の効果もあります。

 

◎自然素材の無垢材

床や階段には、丸太から切り出したままの無垢材を使用して木のぬくもりを感じるあたたかい空間をつくっていきます。
木材の持つ保水力と保湿力が空気層を生み出し、断熱効果を高めます。触れる度にじんわりとあたたかく、冬でも裸足で触れたくなる心地よさです。小さなお子様にも安心です。

住むほどに違う表情を見せてくれるのも無垢材の魅力。時間の経過とともに、自然な木肌の色から飴色に変わり、深みとつやを増していく様子を楽しめるだけでなく、付いてしまったキズやシミさえも美しく感じさせてくれます。

 

現場へのこだわり

ザハウスの現場はいつでもキレイ。現場美化の意識は、そのまま仕事の良し悪しに影響すると考えているからです。家は家族の健康と暮らしを守る場所。細部まで気を向け、どれだけ手を抜かずに工事ができるかどうかで家の品質が決まります。その意識を育むのが日々の掃除や整理整頓です。

 

また、工事依頼をする業社はすべて長年の歴史の中で、ザハウスの考え方や家づくりをきちんと理解している信頼がおける会社のみ。家づくりは、その信頼関係とチームワークによって円滑に進みます。安全に工事をしていくための計画や施工基準の正確さなどを遵守し、高い技術力でご家族の夢を叶える住まいをつくりあげていきます。

 

 

完成・完了検査

建物が完成したら、お施主様立会いのもとで社内検査を行います。さらに、第三者機関による二重三重の検査を受け、万が一、不具合があれば手直しをします。

 

 

お引き渡し

すべての工事と検査を終えたら、いよいよお引き渡しです。
お引き渡しの日は、お施主様と一緒にノンアルコールのシャンパンで乾杯をして、ご家族の新しい門出をお祝いします。家づくりの思い出になるような、ちょっとした記念品もご用意しています。
「ザハウスさんを選んでよかった」
そんなお言葉をいただけたときは、仕事冥利に尽きます。私たちにとっても感動的で特別な時間です。

 

家づくりをスタートしてから完成するまでに約1年。

夢や希望が膨らむ一方で、頭を悩ませたり、家族の意見がぶつかったりすることもあるかもしれません。その分、楽しいこともたくさん味わいながら想い出をつくっていただけたらと思っています!

 

◎ザハウスのHPでは施工事例を数多く掲載しております。さらに実際に建築された家に暮らしているお客様のインタビュー記事もありますので、ザハウスの家づくりにご興味がある方はぜひご覧ください。

この記事を書いた人