コンパクトな家でも大丈夫!広く感じられるリビング設計のコツ大公開!

コロナ禍の影響もあって、いかに家で過ごす時間を快適なものにするのか、という視点が家づくりの基準になっているような気がします。そのためか、自然と、広さを感じられる空間に対するニーズも高くなってきています。しかし、実際には敷地面積や資金の問題もあり、なかなか思い描いていた広々リビングにすることは難しい場合もあるかもしれません。

そんな時に知っておくと役に立つ、コンパクトな家でも広く感じられる設計のコツをご紹介します!

 

<<目次>>

▶広いリビング空間のメリット

 ●開放感があり、気持ちよく暮らせる

 ●自由なライフスタイルが可能

 ●家族とのコミュニケーションが取りやすい

 

▶リビングを広く見せるための5つの設計のコツ

 ●視界の抜けをつくる

 ●天井の高さを上げる

 ●屋外空間との一体感をつくる

 ●造り付けの家具を設ける

 ●床を一段下げる

 

▶インテリアでもできる!広く見せるための工夫

 ●家具の色を室内の色に合わせる

 ●高さが低い家具を選ぶ

 ●多目的に使える家具を使う

 


広いリビング空間のメリット

 

家の中でも最も大きいスペースをとるリビング。家の中心に据えることが多く、生活の中心の場となります。

実際に、リビングが広いと得られるメリットはさまざま。中でも、

・開放感があり、心地よく暮らせる

・自由なライフスタイルが可能

・家族とのコミュニケーションがとりやすい

などが挙げられます。

 

リビングが広いと、生活に必要な家具やインテリアを置いても充分にくつろげるスペースを確保することができます。好きなものに囲まれた空間は、気分も上がりますね。

 

また、空間が広いと、それだけ、趣味や育児などの複数の目的に活用できます。小さなお子様がいるご家庭では、親子で過ごす時間も多いため、ゆとりあるスペースがあると便利です。

 

そして、何より家族が一緒に過ごせる空間があることはとても大切です。家族が集まるためのスペースがあれば、自然とコミュニケーションもとりやすくなります。

 

こういったメリットがあるため、広いリビングをご希望される方は多くいらっしゃいます。

しかし、「そうは言っても現実的に難しい・・・」そんな方にぜひご一読いただきたいのが、以下で紹介する家を広く見せるための設計の5つのポイントです!

 

 

リビングを広く見せるための5つの設計のコツ

 

視界の抜けをつくる

面積の広さを変えずに室内を広く見せるには、“視界の抜け”を意識することが大切。

縦方向、横方向に視界が抜けることで実際の面積よりも広く感じさせることができます。

 

なるべく、視線が通るところに窓を設ける、スキップフロアなどで立体的に空間を仕切るなどの設計も効果的です。

また、視覚の効果として、正方形よりも長方形の方が広く感じます。そのため、敷地的に可能なら、長方形の間取りにするのもおすすめです。

 

玄関ドアを開くとすぐ目に入る窓越しの風景
スキップフロアで空間に変化をつけるのもポイント

 

天井の高さをあげる

広い空間を考える時、まずは床面積のことを第一に考えがちですが、実際には、広い狭いの感じ方は天井の高さによっても変わるもの。天井が高く、上方向にも視界の広がりがあると、部屋全体が広く、開放的に感じられます。

 

2階建ての場合は、高いところに大きな窓をつけたり、吹き抜けにすることで広い部屋を演出できますし、平屋の場合は、屋根の形状を生かして勾配天井にして梁を出したり、空間に合わせて高さに変化をつけることでも広がりを感じられます。

 

2階建ての高さ。吹き抜けから見下ろす景色も圧巻です
平屋の場合は、勾配天井にして梁を出すと、より高さを感じられます

 

屋外空間との一体感をつくる

屋外とのつながりをつくることも広さを感じられるポイントです。

リビングやダイニングに隣接した場所に、土間やウッドデッキを設けると室内に入った時に奥行きが出て、実際の敷地面積よりも広く感じられます。

 

その際、床に段差をつけない、室内の天井をデッキまで通す、という工夫をすると、一体感が生まれてより奥行きを持たせることができます。また、できるだけ大きな窓を設けると尚良し!です。

土間を介してつながるデッキはまるで室内のように使える
第2のリビングとしても使える土間

 

造り付けの家具で見た目スッキリに

置き家具は壁よりも中に出っ張ってしまうため、可動スペースが狭くなってしまいます。家族が移動するたびにぶつかりそうになる、ゆったり座れない、ということを避けるためにも、できるだけ造り付けの家具を設けると良いです。

 

特に収納を造り付けにすると、物が散らからずに美しい室内をキープすることもできます

階段を活用して造作した収納兼テレビボード
大量の本や雑誌をしまえる本棚とカウンターを造作

 

床を一段下げる

床を一段下げた、いわゆるピットリビングにすると、ゆるやかに空間が分かれる、天井を高く感じられるというメリットがあるほか、視線の位置が下がるため、空間のタテ幅に広がりが出ます。さらに、段差に腰掛けることもできるので、ソファを置く必要がなく、より広く空間を使えます。

 

また、その段差を利用して収納にすることもできるので、お子様のおもちゃや本などをしまえて、いつでも片付いたリビングに。

ソファを置かずとも家族でくつろげるリビングに

 

 

インテリアでもできる広く見せるための工夫

 

敷地や周辺環境、資金などの面から広く見せるための設計ができない!という方も大丈夫。

インテリアでも広さを感じる空間にすることが可能です。すでに家を建てている、または、アパートに住んでいる方はぜひこちらをお試しください。

 

家具の色を室内の色に合わせる

大きな家具を配置する場合は、壁や天井、床など室内の大きな割合を占める場所の色の中から、どれかひとつ選んで合わせると空間にまとまりが出て、スッキリして見えます。

中でも白などの高明度の色を選ぶと、より広く見えます。

 

高さが低い家具を選ぶ

座った時の目線よりも高い家具だと圧迫感を感じてしまいがち。

そのため、ダイニングチェアやリビングのソファなどに座った時の目線の高さを基準にして、それより低い家具を置くと良いです。

 

多目的に使える家具を使う

置き家具を減らせば、その分、室内は広くできます。LDKがコンパクトな時は、ダイニングセットとリビングセットが一体化した家具を選べば、家具の数を減らすことができます。

その際も、少しでも低いものにすれば圧迫感を払拭できて、広く感じられます。

 

 

 

 

 

広さを感じられる設計のポイント、いかがでしたか?これから家づくりをスタートされる方はぜひ参考にしてください。

 また、実際に建物を見てみたい方は、モデルハウスを公開していますので、ぜひご見学ください。どのモデルハウスも約30坪程度の面積ですが、それよりも広く感じられます!

ぜひ、会場で体感してみてください。

 

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