行橋・苅田で土地購入を検討中のあなた!用途地域とハザードマップ確認しましたか?

福岡県東部に位置する行橋市。
北九州市のベッドタウン化が進んだ影響で人口が現在も増加しています。

今回は、ザハウスの支店やモデルハウスがある行橋市と隣町の苅田町に土地購入を検討されている方に向けて、ぜひ確認いただきたいポイントをご紹介します!

それぞれの土地の特徴を紹介

人口と世帯数

【行橋市】

行橋市の人口は、2023年3月末時点で72,522人、面積は70.06k㎡です。
以下の表では大字別に人口と世帯数をまとめました。

大字 人口 世帯数

中央(一丁目~三丁目)

1,320 766

大橋(一丁目~三丁目)

2,345 1,084

門樋町

490 287

神田町

515 271

行事(一丁目~八丁目)

7,422 3,686

西宮市(一丁目~五丁目)

4,818 2,453

南大橋(一丁目~六丁目)

2,332 903

大字(大橋・宮市・簑島・金屋・今井・真菰・都留・元永・沓尾・馬場・辻垣・高瀬・道場寺・稲童・松原・長井・東徳永・袋迫)

14,516 7,024

泉中央(一丁目~八丁目)

3,831 1,528

西泉(一丁目~七丁目)

3,333 1,362

南泉(一丁目~七丁目)

2,525 1,254

東泉(一丁目~五丁目)

1,125 517

大字(福原・竹田・羽根木・草場・大野井・宝山・寺畔・流末・矢留・天生田・津積・西谷・大谷・上稗田・下稗田・前田・中川・上検知・下検知・長木・二塚・吉国・延長・草野・長音寺・上津熊・中津熊・下津熊・徳永・福丸・高来・入覚・下崎・長尾・恒松・須磨園・矢山)

19.997 9,173

※行橋市が実施した調査結果

【苅田町】

苅田町の人口は、2020年時点で37,684人、面積は48.98k㎡です。
以下の表で、2000年から2020年までの人口と世帯数をまとめました。

年次 人口 世帯数
2000年 35,604 13,870
2005年 34,387 13,773
2010年 36,005 15,560
2015年 34,963 15,341
2020年 37,684 17,722

※苅田町が実施した調査結果

行橋市と苅田町の特徴について

【行橋市】

行橋市は福岡県東部、穏やかな膿となだらかな山々に囲まれた平野部に位置します。市内には3本の川が流れ、最大の今川沿いには毎年桜が咲き誇ります。「京都平野」と呼ばれるこの地域は、古くより開けた場所として重要な役割を果たしており、市内には今も数々の史跡が残されています。

行橋駅には特急が停車し、博多駅までは約1時間。また、東九州自動車道や近隣には北九州空港もあり、アクセス環境も充実しています。住環境も整っており、年々人口が増加しています。

家の価格相場は2,006万円(※築10年/70㎡を条件に、AI査定した中古マンションの参考価格)、家賃相場は10.4万円(※築10年/70㎡を条件にAI査定したマンションの参考価格)となっています。

※情報参照元:HOME’Sサイトより

【苅田町】

苅田町は、福岡県北東部に周防灘に面した町。京都郡に属し、臨海部の埋立地に多くの工場が立地する工業地帯を形成しています。日産自動車九州など多くの工場が立地するため財政力が強く、1975年度以降は地方交付税不交付団体となっています。

自動車・セメント・電力などを中心とした臨海工業都市として発達しており、人口規模と比較して工業の業績が厚く、1人あたり製造品出荷額は全国第3位(平成15年度)を誇ります。

また、東九州自動車道苅田北九州空港インターチェンジ、国際貿易港苅田港、北九州空港と、全国的にも類を見ない陸海空の複合的な物流インフラが整備された町であることも魅力の一つです。

近年は自動車産業の集積が著しく、1975年に日産自動車九州(現:日産自動車九州)、2005年にはトヨタ自動車九州苅田工場が操業を開始しており、宮若市および大分県中津市と並び北部九州の自動車の自動車産業を担う地域として発展しています。

建物の規制をあらわす用途地域

行橋市の用途地域指定エリアってどこ?

行橋市、苅田町も用途地域を調べるにはインターネットで検索可能です。
▶インターネットで用途地域を調べる

用途地域とは、計画的な市街地を形成するために用途に応じて13地域に分けられたエリアのことです。建てられる建物の種類や大きさなど制限されるので、地域毎に住心地や暮らしが異なります。用途地域について詳しく知りたい方は記事がありますのでご確認ください。
▶用途地域について詳しく知りたい方はこちら

【行橋市】

行橋市の用途地域指定エリア

上の図を見ると北九州市に比べ、行橋市は用途地域に指定されているエリアが少ないことが分かります。(北九州市の用途地域はコチラから!)

また、行橋駅から駅東部にかけて用途地域が広がっており、エディオン行橋店や大原病院、飲食店が立ち並ぶエリアは商業地域(近隣商業地域よりもさらに緩和され、銀行や映画館、飲食店、百貨店などが集まることを目的とした地域です。風俗施設や小規模な工場も認められています。ターミナル駅の周辺部などが指定されることが多いです。)とされています。

商業地域と第一種住居地域・第二種住居地域について

行橋市役所周辺は第一種居住地域(住宅の環境を守るための地域です。住宅以外は、上記の第一種・第二種高層住居専用地域で可能な建物に加えて、3000㎡までの店舗や事務所、ホテルが建てられます。)や第二種住居地域(主に住宅の環境を守るための地域です。第一種住居地域で可能な建物に加えて、ボーリング場やスケート場、また床面積10,000㎡以下ならパチンコ屋やカラオケボックスなども建てられます。)が広がっています。

【苅田町】

上の図を見ると、苅田町紹介のところでも記載したように、工業系指定の用途地域が多いことや、海沿いから離れると用途地域に指定されていない地域が多いことなどが分かります。

苅田町海岸沿いに広がる工業専用地域は、住居の建設が不可であるため、新築を検討中の方は留意していた方が良いポイントです。

地域のハザードマップ

【行橋市】

●防災マップ|洪水氾濫

行橋市の洪水ハザードマップ

行橋市のハザードマップは8地域に分かれて掲載されていますが、今回は行橋・行橋南・行橋北・簑島・今元区域のハザードマップの資料をピックアップして掲載しています。

海に面した市であることから、海岸に近い場所は想定浸水深で3~5m未満の地域が多く見受けられます。

実際に、浸水されるとされているエリアに土地を購入を検討されている方はハザードマップに加えて、近隣の住民の方に話を聞いてみることもオススメします。

<その他7地域の洪水氾濫ハザードマップのリンク>

今元・仲津・泉

仲津

行橋・行橋南・行橋北・今川・延永

泉・今川

稗田・今川

椿市・延永

椿市・延永・稗田

●防災マップ|高潮

行橋市の高潮ハザードマップ

夏季に発生する台風時には特に注意が必要になる高潮。
洪水氾濫マップでも色付いた部分が多かったように、高潮で浸水すると予想される地域も多くあります。

●防災マップ|津波

行橋市の津波ハザードマップ

一番危険な場所を示すピンク色の地域が海に近い場所で多く見られます。
地震などが起きた際には、津波災害ハザードマップを参考にして避難するのが良いかもしれません。

【苅田町】

●洪水災害

苅田町のハザードマップ

苅田町のハザードマップは2地域に分かれて掲載されていますが、今回は海寄りの地域資料をピックアップして掲載しています。海に面した町であることから、海岸に近い場所は想定浸水深で2m以上の地域が多く見られます。

陸地側のハザードマップ

●高潮

苅田町の高潮ハザードマップ

苅田町の高潮ハザードマップは4地域に分かれて掲載されていますが、今回は最北の地域資料をピックアップして掲載しています。

海に面した町であることから、海岸に近い場所は想定浸水深で5m以上の地域が多く見受けられます。その中でも中央付近に見える山の部分だけ浸水しないとされています。高潮が起きた際は、少しでも標高が高い場所に移動しましょう。

<その他3地域の高潮ハザードマップ>

▶マップ2

マップ3

▶マップ4

行橋市、苅田町で土地購入を検討されている方の参考になれば幸いです!

ザハウスには宅地建物取引士免許を持ったスタッフが在籍しています。土地に関するご相談はもちろん、家づくりに関するご質問も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

\住宅のこと、何でも聞いてください!/

この記事を書いた人