注文住宅費用を徹底解剖!注文住宅の価格はいくら?費用の内訳は?2,000万円台でも建てられる?

注文住宅を建てる際に一番気になる価格。いくらくらいの予算があれば、希望通りマイホームが建てられるのか、どういった費用がかかるのか・・・

 

分からないことの方が多いと思います。そこで、今回のマガジンでは注文住宅にかかる価格とその内訳、坪単価など、お金に関する記事をご紹介します。

 

 

<<目次>>

▶注文住宅の価格や相場はいくら?

 ●ローコスト系住宅の価格相場

 ●ハウスメーカー系住宅の価格相場

 ●地元の工務店の価格相場

 

▶家づくりにかかる費用の内訳

 ●本体工事の内訳

 ●付帯工事費

 ●諸費用

 

▶2,000万円台でも建てられる?

 ●2,000万円台でもマイホーム建築は可能

 ●ザハウスの定額制セミオーダーの価格帯

 

▶2,000万円台で建てるコツ

 ●家の形をシンプルに

 ●屋根の形を1つにした総2階

 ●妥協できるところはコストダウン

 

▶予算内で希望の家を建てるためには

 ●立地にこだわりたい場合

 ●建物にこだわりたい場合

 ●コストにこだわりたい場合

 

 


 

注文住宅の価格や相場はいくら?

 

まずは気になる価格から。注文住宅の価格はハウスメーカーや工務店、希望する広さや間取り、構造などによって大きく変わります。

 

ローコスト系のハウスメーカーだと建材や設計デザインをシンプルにして、施工費を抑えることで1,000万円台から建築が可能である一方、全国展開する一部の大手ハウスメーカーだとハイグレードな標準仕様を持っていることが多く、4,000万以上要する場合もあります。

 

また、地元の工務店だと、一般的には大手ハウスメーカーの7割程度の金額で同等の設備の住宅が建てられることもあり、約2,000万円前後というケースが多いようです。

 

建築価格の相場はエリアで変わります。最も首都圏が高く、その次に近畿圏、東海圏、その他のエリアと続きます。

 

エリア 施工面積 建築費用
首都圏 約38坪 3,809万円
近畿圏 約39坪 3,742万円
東海圏 約39坪 3,606万円
その他地域 約37坪 3,356万円

※フラット35利用者調査|住宅金融支援機構(2020年度)

 

ザハウスの定額制セミオーダー住宅では、施工面積に応じてあらかじめ建築費用とその費用に含まれる内容を設定しているため、支払い総額が明確で資金計画が立てやすく安心です。

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家づくりにかかる費用の内訳

 

では次に、その何千万円とかかる費用には何が含まれるのでしょう。大きく分けると、家の工事代である「本体工事費」と地盤改良など建物に付帯する工事である「付帯工事費」、そして、住宅ローンを受ける際に発生する手数料など、工事以外でかかる「諸費用」の3つに分類されます。

 

注意しておきたいのが、諸費用は工事費ではないため、基本的には住宅ローンで借りることができません。自己資金として用意しておく必要があります。

 

 

本体工事費の内訳

 

仮設工事費   工事に必要な設備や施設を設置するための工事にかかる費用

・基礎工事費   住宅の基礎をつくるために必要な工事費

・外装工事費   塗り壁やサイディングなどの外壁や屋根、軒など建物の外部工事にかかる費用

・内装工事費   内部仕上げや建具など内装にかかる工事費

・住宅設備工事費 キッチン、浴室、トイレなど住宅設備や機器の工事費

・電気工事費   電気の配線やスイッチ、照明器具の取付けにかかる費用 

 

 

付帯工事費

 

・地盤改良費   建築予定地の地盤が弱い場合に改良する費用費

・造成工事費   住宅を建てるために土地を平にする、高低差をなくす工事費

・引き込み工事費 道路下の水道管から敷地内に水道管を引き込む際に発生する工事費

・配管工事費   住宅内にガスや給湯、空調システムなどの配管を設置する際にかかる費用

・空調工事費   エアコンなどの空調システムなどの設置工事費

・外構工事費   門扉や塀、アプローチ、駐車場、カーポート、庭などの設置費用

既存の建物がある場合は、上記に解体工事費が発生します。

 

 

諸費用

 

 

・仲介手数料  購入する土地を所有する不動産会社などへ支払う仲介料

・印紙代    不動産売買契約書を申請する際に納める税金

・登記費用   土地や建物の登記手続きを代行する司法書士へ支払う報酬

・各種申請費用 着工前に発行してもらう確認済証などの申請や手続きに必要な費用

・火災保険料・地震保険料 火災や地震などによる建物への被害を補償するための保険

 

上記は一般的な費用です。住宅会社によってはこれに設計料や地鎮祭料などが発生することもありますので、確認しましょう!

 

 

2,000万円台でも建てられる?

結論から言うと、工夫次第で2,000万でも満足のいくマイホームは十分可能です。ただし、いくら安くてコスト面では問題なくても、安心して生活するために必要な耐震や構造などは確保しておくことは必須。したがって、まずはお金をかけるところや妥協できるポイントを整理しましょう。お金をかけるところはかけて、それ以外の部分ではコストカットすることが望ましいです。

例えばザハウスの定額制セミオーダー住宅だと、28坪の総2階建ての家だと、約1,700万円から、26坪の平屋の家だと約1,700万円から建築可能です。(2022年6月現在)

 

 

2,000万円台で建てるコツ

2,000万円台でも十分に魅力的な家を建てられますが、いくつかのコツや工夫が必要です。どうすれば、希望に近い家を2,000万円台で建てられるのか、そのコツをご紹介します!

 

01 家の形をシンプルにする

家の形を長方形や正方形などのシンプルな形にすることでコストカットが可能です。家の形状がシンプルな形であればあるほど資材・建材の使用量も少なくて済み、建築にかかる工事費も人件費も減らすことができるからです。例えば同じ面積の家でも、凸凹した形の家の場合は外壁の表面積が大きくなり、下地の材材から仕上げ材まで余計に必要になるので、その分工事費も高くなります。

 

02 屋根を1つにした総2階建てにする

家の屋根を1つにして総2階建ての家にすることでコストダウンが図れます。なぜなら、屋根は面積や形状の複雑さによって資材費や工費が変わってくるからです。 複雑な形状の屋根にすると、工期もその分かかり、資材費や工費・人件費がそれぞれ高くなります。

 

コストをできるだけ抑えたい場合は、本を開いた状態で伏せたような形の「切妻(きりづま)屋根」や、1面屋根で傾斜をつけた「片流れ屋根」がおすすめです屋根を選ぶ際の注意点は、傾斜のきつい屋根にはできるだけしないこと。 傾斜の勾配がきつい屋根の場合は、特別な足場を組む必要があるのでその分工費がアップします。屋根の形状はできるだけシンプルにして、コストダウンを図りましょう。

 

03 設備や仕様など妥協できる点はコストダウンする

注文住宅を2000万円の予算内に収めたい場合、設備や仕様で妥協できる点は思い切ってコストダウンをして、お金のかけどころとのメリハリをつけることも大切です。例えば、後で張り替えが可能な壁紙などの内装面や、簡単にリフォームができるお風呂やキッチン設備などは、家を建てる時点ではコストを抑えて、後々金銭的に余裕ができたらリフォームをするという方法もあります。

 

逆に、耐震性・耐火性のある構造や、鍵や扉などの防犯対策など家の安全に関わる部分は、はじめからきちんと費用をかけて万全にしておくべきでしょう。

ザハウスでは、生活するにあたって必要な設備や仕様がオールインワンされた定額制セミオーダー住宅をご用意しています。費用が明確になって安心できますので、参考にしてください。

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予算内で希望の家を建てるためには

 

このように、住宅建築にはさまざまな費用が必要になってきます。そのため、予算内で希望の家を建てるためには譲れないところ、妥協できるところの優先順位をつけておくのがおすすめです。以下では、こだわるところによってかかる建築費用の相場をご紹介します。

(一般的な相場となりますので、ぜひ住宅会社に確認・ご相談ください。)

 

立地にこだわりたい場合

 

駅からの距離や学校区など、家を建てるにあたって人気のエリアがあります。そういった特定の立地をご希望の場合は、土地購入に対する予算配分が多くなります。

その場合、建築費用についてはある程度、削減する必要が出てくるため、1,000万~2,000万円程度の予算で検討するのが望ましいです。

 

建物にこだわりたい場合

ガレージ付きの家やリビングの広さは最低でも〇〇㎡以上ほしい、塗り壁が良い、など、間取りや広さ、内外装などにこだわりたい場合は、建築予算として3,000万円以上は確保しておいた方安心。立地は多少、予算に限りがある場合は、立地には妥協する必要が出てくるかもしれません。

 

コストにこだわりたい場合

建築費用を低予算に抑えたい場合は、住宅会社によっては1,000万円台でも建築が可能な場合があります。もしくは、建売住宅や中古住宅を購入するのもひとつの手です。

注文住宅を建てるなら、家の材料などを見直すと予算を削減につながりますが、材料によっては後々のメンテナンスコストが余計にかかってしまうというリスクも考えられるため、建築費用の初期投資とメンテナンス費用などを合わせて検討した方が良いです。

 

 

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