この夏、ザハウスのデザインラインナップに新しいスタイル「木織」がデビューしました。
その名の通り、床はもちろん、天井や梁、腰壁、建具などに無垢の木をふんだんに取り入れるのが特長です。本物の木に囲まれた住まいはまるで24時間365日森林浴をしているかのようなくつろぎ感!
無垢の木が織りなすハーモニーでつくるくつろぎの住まいを提供していきたいと考えています。
明治9年に材木店からスタートして、今なお住宅資材を扱う会社を母体とするザハウスだからできるデザインスタイルです。
ぜひ本物の木でつくる住まいを体感してください!
無垢の家のメリット
そもそも無垢材とは、切り出したままの木材のこと。
よく、「無垢材は生きている」と言われますが、それは酷暑や大雨、暴風雪の中で生き抜いた強い生命力を持っていて、伐採した後でも呼吸をしているから。その呼吸によってさまざまな良い影響を私達に与えてくれるのです。
【主な特長】
|調湿作用がある|
無垢材ならではの呼吸により、室内の湿度が高い時には湿気を吸収し、湿度が低い時には水分を放出して乾燥を防いでくれます。湿気と乾燥を抑えられるため、梅雨時期にはカビの抑制、冬の寒い時期にはインフルエンザ予防などに効果が期待できます。
|カラダにやさしい|
人工的につくられた合板は家の建材に使用する際に化学物質を使って合板同士を接着しますが、無垢材は家のサイズにあわせて切り出すため接着剤などを使用する必要がありません。そのため、化学物質が引き起こすシックハウス症候群などの心配がないカラダにやさしい材料なのです。
|あたたかみのある質感|
天然木であることから、1枚1枚杢目や色が微妙に異なり、その自然な風合いが落ち着いた雰囲気を出してくれます。
|心地よさ|
木は熱伝導率が低いため、無垢材のフローリングは冬でも暖かく裸足でも寒さを感じにくいです。また、木は無垢材でも人工的な材料で塗装してしまうとその力が損なわれてしまうので、ザハウスでは自然素材を使った自然塗装を行います。
|デメリット|
家と住まう人にとって魅力的な無垢材ですが、いくつかデメリットもありますので、あわせてお知らせします。
■デメリット① 変形する
無垢材は湿度が高い時には膨張し、空気が乾燥する時には収縮するという特性があります。そのため反りや割れなどが発生する場合がありますが、定期的なメンテンスでカバーすることができます。
■デメリット② 汚れや傷がつきにくい
無垢材は合板と違って表面加工が施されていない天然木なので、汚れや傷がつきやすいです。こちらもメンテナンス次第で長く使うことができます。
■デメリット③ 価格が高い
無垢材は原木から切り取ったものをそのまま使用するため、使用できる量が限られておりコストが上がってしまいますが、材木店からスタートした住宅資材を扱う会社を母体に持つザハウスでは高いコストパフォーマンスでご提供できます。
木織のデザインスタイル例
■ 天井・天井梁
梁を見せることで天井を高くすることができ、空間に広がりを与えます。
また、天井が高いと、採光が多くとったり梁からハンモックを吊るしたり、と、よりくつろげる家をつくるための自由度や可能性が高まります。
■ 床
木織スタイルの床は、基本的に国産の杉を使用します。
ご希望によっては、あえて表面をデコボコにする『浮造り』仕上げにすることも可能。傷のつきにくさと見た目の美しさを両立させながら肌触りの良さも抜群で、思わず裸足で歩きたくなる心地よさです。
■ 和室の造作
和室に設ける床の間や収納、仕切り材などの造作部分にも無垢材を使用します。杢目が美しく、格調高い空間を演出してくれます。
■ 建具
一般的に建具は既製品を使用しますが、「木織」では建具にいたるまで無垢の木で造作します。
メンテナンスは必要になりますが、経年変化を楽しめる愛着のある家となります。