第1回目は北九州エリア、第2回目は行橋・苅田エリアの用途地域やハザードマップについてご紹介してきました。
そこで今回の第3回目は、弊社の支店やモデルハウスがある中津と宇佐について、詳しくご紹介したいと思います!
中津・宇佐で土地購入を検討されている方必見です!ぜひご覧ください!
中津と宇佐の特徴を紹介
福岡と大分の玄関口!中津について
大分県の西北端に位置する中津。山国川を境に福岡県が隣にあり、福岡の第二の都市と言われる北九州にも1時間あれば移動できる便利さです。
中津市の面積は491.1k㎡で、令和5年4月時点での人口は82,817人です。以下の表では地区別で見た人口と世帯数を表にしました。
地区名 | 人口 | 世帯数 |
中津地区 |
70,271 | 35,282 |
三光地区 |
4,936 | 2,217 |
本耶馬渓地区 |
2,452 | 1,259 |
耶馬渓地区 |
3,197 | 1,609 |
山国地区 |
1,961 | 964 |
合計 |
82,817 | 41,331 |
※中津市が実施した調査結果によるもの
JR中津駅や商店街、Youmeタウン、サンリブがある中津地区は他地区に比べると世帯数も人口も圧倒的に多く、中津市の合計の半数以上を占めていることが分かります。
【家賃相場】
中津市の2023年4月時点の家賃相場をご紹介します。
●1R~1K:3.95万円
●1DK~2Dk:5.08万円
●2LDK~3DK:5.52万円
●3LDK~4DK:6.86万円
※athomeが実施した調査結果によるもの
宇佐神宮がある宇佐について
大分県の北部に位置する宇佐市。1300年の歴史がある宇佐神宮やサファリパークといった観光地があり、県外からも多くの人が訪れる市です。面積は、439.05k㎡で、令和5年4月時点での人口は50,797人です。以下の表では旧6市町別で見た人口と世帯数を表にしました。
地区名 | 人口 | 世帯数 |
長洲町 |
9,627 | 4,144 |
宇佐町 |
4,676 | 1,957 |
駅川町 |
10,296 | 4,359 |
四日市町 |
17,988 | 7,939 |
院内町 |
3,171 | 1,371 |
安心院町 |
5,039 | 2,240 |
合計 |
50,797 | 22,010 |
県道44号線沿いにお店が続いている四日市町が、人口も世帯数も一番多い地域となっています。
【家賃相場】
宇佐市の2023年4月時点の家賃相場をご紹介します。
●1R~1K:3.89万円
●1DK~2Dk:4.8万円
●2LDK~3DK:5.16万円
●3LDK~4DK:5.94万円
※athomeが実施した調査結果によるもの
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建築物の制限が出る用途地域を地域別で紹介!
用途地域を調べる方法ですが、インターネットを使用しMapExpertというサイトから確認できます。▶インターネットで用途地域を調べる
用途地域とは計画的な市街地を形成するために、用途に応じて13地域に分けられたエリアのことです。建てられる建物の種類や大きさなど制限されるので、地域毎に住心地や暮らしが異なります。用途地域について詳しく知りたい方は記事がありますのでご確認ください。
▶用途地域について詳しく知りたい方はこちら
中津市
中津市の用途地域は市の上部のみに指定されていることが分かります。また、住居の環境を守るための、住居系の用途地域が多く広がっています。
宇佐市
宇佐市の用途地域は市の中央付近に縦長に指定されていることが分かります。
また、住居の環境を守るための地域で、3000㎡までの店舗・事務所・ホテルなどは建てられる第一種住居地域が多く広がっています。
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危険な地域を知らせるハザードマップ
7種のハザードマップがある中津市
中津市のハザードマップは7種類あり、中津市が運営しているサイトで無料で確認することができます。▶中津市のハザードマップを確認
【浸水想定区域(想定最大規模)マップ】
中津市にある山国川周辺は特に大雨台風時には注意が必要です。中津魚市場から南にかけて川の隣り合わせの地域には、家屋が倒壊するような河川侵食の発生するおそれがあることから、早期の立退き避難が必要な“家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)”が多く見られます。
また、山国川周辺は大雨で浸水した深さを予想したところ3.0mを超える地域がほとんどです。
【浸水継続時間(想定最大規模)マップ】
浸水継続時間マップは、浸水想定区域の指定の対象となる水位周知河川の水位周知区間について、水防法の規定に基づき浸水継続時間(浸水深0.5m以上)を表示しており、中津の指定されている地域のほとんどが、12時間未満です。
ですが、蛎瀬周辺には12時間~1日未満浸水し続けるとされている地域があります。
【津波マップ】
地震が起き、津波が発生した場合に想定される浸水の区域(浸水域)と浸水深を示しているこのマップでは、海に面している地域である角木や米山公園周辺一帯が1m~3m浸水すると予想されています。
【高潮(浸水想定区域)マップ】
この図に示してある水深は、想定し得る最大規模の高潮による浸水が想定される区域、浸水した場合に想定される浸水の深さを示したものであり、津波マップと同様、角木や米山公園周辺といった海に近い地域が1.0m以上と、深く浸水すると予想されています。
【ため池マップ】
地震や大雨等によりため池が決壊した場合に想定される浸水の範囲、浸水深を示しているため池マップ。
大貞にある池周辺(ダイハツ九州アリーナ辺り)は、0.5m~1mくらい浸水すると予想されているエリアが広がっています。
【内水マップ】
内水ハザードマップは、公共下水道事業計画区域内で排水路や道路側溝の排水能力を上回るような降雨が発生し、排水できなくなるときに発生する浸水(内水による浸水)を対象としており、大雨が降ったときに予想される水深を色別で表しています。
主に、中津の北西エリアに浸水予想図が広がっていますが、どのエリアも浸水深は浅いものとなっています。
【土砂災害警戒(特別警戒)区域マップ】
土砂災害警戒区域は、土砂災害が発生した場合に住民に被害が生じる恐れのある区域のことで、 土砂災害特別警戒区域は、土砂災害警戒区域の中でも特に危険な区域で、建築物に損壊が生じ、住民に著しい危害が生じる恐れのある区域のことです。
浸水想定区域マップや高潮、津波マップとは逆で、海に近い地域ではなく陸地で近くに山がある地域に危険を表す印が広がっています。
急傾斜地 特別警戒区域(レッドゾーン)や土石流 特別警戒区域(レッドゾーン)にしていされている地域は特に危険であると予想されるため、住居用の土地購入を考えている方は確認しておくと良いでしょう。
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6種のハザードマップがある宇佐市
宇佐市のハザードマップは6種類あり、市が運営しているサイトで無料で確認することができます。▶宇佐市のハザードマップを確認
【浸水想定区域(想定最大規模)マップ】
宇佐市に流れる大きな川は、駅館川と寄藻川。この川の周辺に0.5m以上浸水するエリアが広がっています。
また、家屋倒壊の恐れのある区域(氾濫流)・(河岸侵食)に指定されている地域も多数あり、大雨や台風時には早期の立ち退きが必要とされています。
【河川の洪水マップ】
河川の洪水マップは、浸水想定杭域マップとほぼ同様で、宇佐市を流れる大きな川である駅館川と寄藻川周辺が浸水すると予想されています。
【土砂災害マップ】
中津市の土砂災害マップと同様、浸水想定区域マップや高潮、津波マップとは逆で、海に近い地域ではなく陸地で近くに山がある地域に危険を表す印が広がっています。
急傾斜地 特別警戒区域(レッドゾーン)や土石流 特別警戒区域(レッドゾーン)に指定されている地域は特に危険であると予想されるため、住居用の土地購入を考えている方は確認しておくと良いでしょう。
【津波マップ】
津波時に浸水すると予想されている地域を表す津波マップ。海に面している地域一帯が浸水エリアに指定されており、宇佐市は鍋島公園辺りから宇佐市ごみ焼却センター辺りの下乙女地域周辺、神子山新田地域周辺から高田周辺が該当地域となります。
このエリアのほとんどが、0.3m以上浸水すると予想されています。
【高潮マップ】
津波と同様、海岸に近い地域では浸水が想定されます。
3.0m以上の浸水が想定されている地域が多数あり、大雨や台風時には注意が必要です。
【ため池マップ】
ため池マップは、大地震により堤体が決壊するといった最悪の事態を想定し、決壊による浸水被害が起こった場合の浸水想定区域を示しています。
中津市と同様、池周辺が浸水すると想定されますが、赤尾地域は特に広範囲で浸水が想定されています。
中津・宇佐で土地購入を考えている皆様の参考になる記事でしたでしょうか?
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