ロフトをワークスペース仕様に!快適に作業できる自分好みな空間作りのポイントをご紹介

コロナ禍の影響でテレワークが推奨されるようになって数年が経ち、自宅で仕事をすることにも慣れや飽きが出てきた頃ではないでしょうか?

そんな方へ!マンションにも戸建てにもあるロフトを自分好みのワークスペース仕様に変身させて、ワクワクする空間を作り出してみませんか?

今回は福岡の工務店ザハウスが、ロフトを快適に自分好みなワークスペースとして使うアイデアと、実例をご紹介します。

ロフトって何?メリット・デメリットも紹介

ロフトとは

ロフトとは、屋根裏にある「小屋裏物置」と言われる空間のこと。最近では勾配天井や吹き抜けにして天井高を上げることで生まれる空間を利用した事例が多くあります。

ロフトは、建築基準法で天井高1.4m以下、床面積は直下の階の1/2未満であることが決められています。マンションも戸建ても天井高は2400mm程度が一般的です。

建物の面積には地域によって法的な制限がありますが、この制限内でロフトを設置すれば床面積に含まれず、法的な制限を受けないスペースとなります。

また、お子様の遊び場、ワークスペース、収納スペースなど、多目的に使えるスペースとして人気です。

嬉しいメリットとは

①デッドスペースを有効活用

通常はデッドスペースとなっている小屋裏を有効活用できることがあります。坪数を抑えながら使える空間を増やせます。

②平屋2階スペースを作れる

法的には「平屋」であっても、2階建てのようなスペースができあがります。お子様の遊び場や勉強スペース、趣味・作業のスペース、収納と、さまざまな使い方ができます。

お子様にとっては秘密基地のようにワクワクするスペースに、大人にとっては隠れ家のようにくつろげるスペースに。

③空間に広がりができる

縦の空間を使っているので、実際の面積よりも広く感じやすくなります。
空間に広がりと開放感が増します。

注意すべきデメリットとは

①建築コストがかかる

ロフトをつくるためには、1部屋分と同じぐらいの建築コストがかかります。ロフトは床面積に含まれないので、固定資産税などの税制面で多少のメリットはありますが、トータルで考えると建築コストの方が高くなる場合がほとんどです。

②階段やハシゴの昇降に負担がかかる

年齢とともに階段やハシゴの昇り降りに負担を感じてしまう可能性もあります。特に収納スペースとして使う場合は、頻繁に使用する物は置かずに使用頻度が少ない物をおくスペースとしての活用が無難です。

③掃除がしにくい

天井高が低いので、他のスペースに比べて掃除がしにくいというデメリットも。できるだけ物を置きすぎないようにして、掃除がしやすい空間をキープしておきたいですね。

ロフトを自分好みで快適なワークスペースにするポイント

Point1:照明を複数使いにする

通常ワークスペースには、脳を冷静にして集中力を高める、青白い昼光色の照明が適しています。しかし、ロフトをワークスペースとして使う場合、部屋全体を照らすシーリングライトがないことも多いことも。このような場所で、照明を昼光色のデスクライトのみにすると、他の場所との明るさの差が激しく目が疲れてしまいます。

また、寝る前の自分時間を費やす場所であれば、ロフトのような狭い場所での昼光色の光は脳を緊張させ、入眠の妨げにもなります。

そこでおススメなのが、電球色や昼白色の照明の複数使いです。複数の照明からの光が陰影をつくり、雰囲気の良い空間が出来上がります。天井が低いので、動作の妨げになりにくいブラケットやダウンライトと、デスクランプを合わせて使いましょう。

ダウンライトの場合は、壁面を照らすようにすると空間が広く感じられる効果があります。デスクランプにデザイナーズ照明などの自分好みなインテリアを取り入れるのも良いですね。

Point2:座布団よりもイージチェアやローソファを選ぶ

ワークスペースをオシャレにしたいと考えたときに、大半の人が椅子や机にこだわると思います。なぜなら、この2つはワークスペースを作る上で中心となる家具だからです。

天井が斜めになっている戸建ての屋根裏ロフトであれば、デスクと椅子を置くこともできます。 しかし、マンションの高さ1.4m以下のロフトでは、通常の書斎に置くような机とそれにあわせた高さの椅子を置いてしまうと窮屈さを感じてしまうかもしれません。

そのためロフトに置く机は、座卓やローテーブル、造作デスクなどが使われます。ここで座布団を合わせるのではなく、座って仕事や作業している時の姿を想像し、椅子にこだわってみましょう。

座椅子タイプのデザイナーズチェアを選んだり、読書が主であれば低めのイージーチェアやローソファを置いたりするのも良いですね。机の下をくぼませて、掘りごたつ形式にするのもリノベーションならではのアイデアです。

Point3:空間のつながりを意識して階段にこだわる

ワークスペース内だけこだわるのも良いですが、更にオシャレにしたい方にはワークスペースの入り口にもこだわることをオススメします。

ロフトはリビングなど、居室と半分つながった空間であり、そのつながりを上手く工夫することが、おしゃれな空間づくりにつながります。

そこでおススメしたいのが階段です。デザイナーズ家具を取り入れたモダンなコーディネートの部屋に、普通のはしごは馴染みませんよね。 階段を取り入れることがスペースの関係上、難しい方には、半らせん状階段がオススメ。あまりスペースを取らずにあか抜けた印象になります。

また、踏面(足を乗せる面のこと)の素材にこだわったり、形を不規則にすることでも、空間に変化が生まれます。

尚、ロフトの階段については、お住まいの自治体に確認が必要になります。取り外し可能なものをつけないとロフトと認められず、2階建て扱いになってしまう場合もあるので注意しましょう。

ワークスペース仕様のロフトがある家の施工事例を紹介

ザハウスオーナー様の家の中から、ワークスペース仕様のロフトがある施工事例をご紹介します。

一般的なロフトは、屋根から伝わる熱や冷気によって快適性が失われがちです。「ロフトをつくったけど、暑くて使えなかった」という話もよく聞きます。

ザハウスでは、自然素材の「セルロース断熱材」を使用しています。「ウォール・スプレー工法」という吹き付けの工法を採用しているので、細かい隙間さえつくりません。外気温の影響を抑えて、ロフト空間も季節問わず快適な室温を実現します。

まとめ

今回は、ロフトについて住宅実例とともにご紹介しました。

ザハウスのHPでは他にも数多くの施工事例を掲載しております。
ロフトやワークスペースなど多目的に使えるスペースの施工事例もありますので、ご興味がある方はぜひご覧ください。

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