コロナ禍で自宅で過ごす時間が長くなったせいか、最近は中庭をご希望される方が多いです。ですが、いざ中庭付きの平屋を建てたものの、実際は中庭を使っていないというご家族は少なくありません。そこで、今回のブログでは【中庭を有効活用できる利用方法】をお知らせします。
おすすめの5つの中庭活用方法
■ガレージとして利用する
中庭は自動車や自転車を駐車するガレージとして使うことができます。車にこだわりを持っている人にとって、リビングなど室内から愛車を眺める時間は至福のひとときでは?また、盗難やいたずら、暴風雨などの被害から守ることができるという機能面でのメリットもあります。また、タイヤや工具、DIYなど、室内ではなかなか保管できないものを収納するスペースとして使うこともできます。
■アウトドアレジャーを堪能する
中庭に椅子やキャンピングセットなどを置いて外にあるリビング=アウトドアリビングとして活用できます。昼は家族みんなでバーベキュー、夜は夫婦で星空を見ながら晩酌など暮らしの楽しみ方に幅が出ます。屋根部分に深い軒がある場合は、多少の雨なら濡れずに遊べます。
■家庭菜園を楽しむ
中庭に花や植物を植えてガーデニングしたり、ハーブやミニトマトなどを育てて家庭菜園を楽しむことができます。今や、年を重ねてからも楽しめる趣味として人気なのだとか。リビングから植物の成長具合を観察できるのも便利です。
■犬のドッグランに
犬を飼っているご家族にとって中庭は便利な存在。なかなか犬の散歩に行けない時でもこの中庭があれば、犬を自由に走らせられるドッグランとして活用できます。もちろん、軒があれば多少の雨でもOK。家族や犬にとってストレスフリーな暮らしにつながります。
■外干しスペースと活用
最近では花粉やPM2.5などの有害物質を気にして室内干しをされる方も増えてきましたが、天気の良い日はやはり太陽の光を浴びせられる外干しにしたいもの。洗濯物や布団を干した後のふっくらとした肌触りや香りの心地よさはたまりません。コの字型やロの字型の住宅であれば、周辺の視線を気にせず干せるのが良いですね。
中庭付きの家を建てる場合の注意点
中庭の便利な活用法をご紹介して魅力的に感じていただけた方も多いと思いますが、実は注意点もあります。あらかじめ把握しておき、いざ建築計画を建てる際に失敗しない家づくりを叶えましょう!
■屋根付きの中庭には固定資産税がかかる
屋根のない中庭は延床面積に含まれず、非課税の対象に。そのため、固定資産税を抑えたい人にとって魅力ですが、屋根を作ってしまうと固定資産税の対象となってしまうため注意が必要です。
■排水場所の確保
特にロの字型の住宅の場合は、雨が降った際の排水場所を確保しておかないと、排水しきれずに雨水やごみなどが溜まってしまう危険性があります。中庭をつくる場合は排水場所をどの位置に確保するのか相談することをお忘れなく。
■建築費が割高になる
例えば中庭付きの平屋は、基礎の面積や屋根の面積が増えることで、どうしても建築費用が割高になってしまいます。また、中庭にかかる造成や外構工事などもこだわりによっては費用がかさみがちですので、予算と相談しながら折り合いをつけていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
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